1997年12月23日

●「謝るこころ」

 謝ること、ごめんなさい、とか、すいません、とか。これってなかなか難しいことですよね。私の周りだけかもしれませんが、 「ごめんなさい」って素直に謝る人ってあまり見かけないんですよ。自分に、または相手に明らかに非があるのに謝ろうとしない、いや、 口ではそれらしき言葉を言っていても、それが伝わってこないんです。
 
 さらには、「悪いとは思っていたんだけど」とか、「†がいいって言ったから」などと、「ごめんなさい」以外の様々な枕詞(?)がつく人、 結構いますよね。必要な言葉以外のことをあれこれと喋るのは、自分に自信がないからでしょうか?
 
 訪問販売や、何らかの勧誘など、次から次へと喋りまくりますよねえ。人は不安になったり、嘘をついたりする時って、 自然と多言になるんです。自信がないから、言葉で繕おうとしてしまうんです。極端かとも思いますが、高倉健の映画ように”男は黙って云々”、 ”二言無し”、とか”背中で語る”ってことも然りです。自信があれば、また、本当に申し訳ないと思っているのなら、ただ一言「すいません」 と言うだけで、相手の裁量を待つのがもっともだと思います。本当に申し訳ないと思っているのなら、下手な言い訳はしませんし、 そうすればきっと、相手もきっと許してくれることでしょう。
 
 下手な言い訳は、相手の怒りに油を注ぐだけです。素直に謝ること、これが一番大切なことなのです。 怒られるようなことをしてしまった自分が悪いのですから。素直な心、そんなこころを阿弥陀様は見てくださっているのですから。