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2004年07月12日

●「冷静な判断」

 参議院選挙が終わりました。皆さんは投票に行きましたか。私は終了直前に投票しました。
 
 翌日の新聞には、「自民敗北、民主大躍進」との見出しが大きく踊っていましたが、果たしてどうでしょうか? 自民党は改選前から1つ議席を減らしただけ、敗北とは言えないのではないでしょうか。また、「民主党大躍進、自民党の政策に国民はNO」 というのも言い過ぎで、前回の共産党の議席を食っただけであり、とくに大躍進というほどでもないと想うのです。数から見ればそうですので、 反対意見もあるでしょうが。
 

 昨秋の衆議院選、あるテレビ局系列の番組によく出演したり、 ある新聞系列のコラムによく掲載される京都の方の大学のある客員教授はこう言っていました。「小泉政権は崩れる、自民党は大敗する」と。で、 結果は民主党の躍進はあったものの、自民党は安定多数を得た。ここまでは予想がはずれたというよくある話ですが、この教授は後日の新聞で、 「自民党は死に体である」と語り、「自分のゼミ生の事前調査通り、自民党政権は終わった」とまで述べている始末。自分の予想は当たった、 といっているんです。なにをトチ狂ってしまったらこんな発言が出るのでしょうか。100人中100人が「この予想は外れだ」 と間違いなく言うような結果であるのに・・・。
 自分の評論家としての地位を守るため、冷静な判断ができないのでしょうか。
 
 この教授、懲りもせず今回も同じようなこと言うんでしょうね。その論法に無理があるのは至極当然のこと。あきれてしまいます。 最近の評論家やマスコミは、先ず批判ありきです。こういう態度も必要なことですが、限度というものがあります。よりセンセーショナルに伝え、 読者や視聴者を引きつけるため、その見出しと内容が大きく食い違うこともしばしば。たとえ間違っていたとしても、訂正や謝罪はなく、 「一石を投じたのだ」という。
 
 
 何か、間違った方向に進んでいきはしないか心配しているのは私だけでしょうか。