2004年11月20日

●「駅から俳句(ハイク)」

 11月20日(土)、JR東日本株式会社主催で、『駅から俳句†俳句の町・熊谷を歩く†』が開催されました。 午前11時から午後2時までの3時間余りのあいだに、総勢500名近くの方々が参加され、多くの俳句を投稿されていきました。

 
 一行は、この後、星渓園、石上寺、高城神社、千形神社、聖パウロ教会、奴稲荷等において、それぞれ俳句を作られたそうです。
 
 この行事の最期には、南小学校にて作品の発表会が行われ、俳句大賞をはじめ30を超える各賞の受賞者が選ばれ、賞品等が授与されました。

 
 ご参加されたみなさまの俳句作成に一助ともなれば、当寺院としましても喜ばしいかぎりです。また、JR東日本、NTTドコモ、 熊谷市の方々にはスタッフとして受付・案内等にご尽力いただき、深く感謝申し上げます。

2004年11月18日

●「勝願寺」

 東京芝増上寺や鎌倉光明寺とならび浄土宗関東十八檀林の一つに数えられる浄土宗第三祖良忠上人開山の名刹です。
 
 檀林とは栴檀林(せんだんりん)のことで、寺院の美称が本来の意味ですが、室町時代の末ごろから、 教学を学ぶ場所を檀林と称すようになり(現在で言う大学のようなもの)、談林(法門の談義を行う学林)とも言われておりました。
 
 徳川家康が帰依し、 浄土宗の関東十八檀林の1ヶ寺となった同寺には馬室などに領地を与えられた牧野氏や関東郡代として治水工事や検地などに腕を振った伊奈忠次の墓があります。 また、鴻巣を開発した小池氏、鴻巣宿が生んだ県下屈指の俳人横田柳几や、「武蔵志」を著した知識人福島東雄、 信州上田城主真田信之に嫁した小松姫、戦国武将仙石秀久などゆかりの寺でもあります。

2004年11月17日

●「御巡教」厳修

 11月17日(水)、秋晴れに恵まれたこの日、 関東十八檀林のひとつであります鴻巣市勝願寺さまを会所に浄土宗大本山百萬遍知恩寺の大野忍敬大僧正台下をお迎えし、 御巡教が厳修されました。

 埼玉県北地域の各寺院より、檀信徒、本宗教師、寺族等総勢160名を越す方々のご参加をいただきました。 大野忍敬大僧正台下および各随喜寺院による法要、ご詠唱、授与十念ののち、ありがたいご法話をいただきました。
 
 参加者のみなさまは、この後、百萬遍知恩寺よりお借りした大数珠を用いて、百萬遍知恩寺数珠繰り和讃の調べにのせて、 お念仏をお称えしながらの大数珠繰りを体験されました。大数珠のところどころにある大珠がまわってくると、額に当て、 阿弥陀さまとのよき結縁を感じられておりました。

【百万遍知恩寺】

 浄土宗七大本山の一つ。長徳山功徳院(ちょうとくざんくどくいん)と号し、百万遍(ひゃくまんべん)と通称します。 知恩寺と称される以前は加茂の河原屋などといわれたこともあり、法然上人の弟子源智上人が興隆しました。後醍醐天皇の代、 七日間の百万遍念仏を厳修して、疫病をとどめたため、百万遍の寺号を賜わり、そのため、通称百万遍知恩寺、略して百山 (ひゃくさん)と呼ばれており、大数珠繰が有名です。また、重要文化財も多く存在しています。


【勝願寺】

 東京芝増上寺や鎌倉光明寺とならび浄土宗関東十八檀林の一つに数えられる浄土宗第三祖良忠上人開山の名刹です。
 檀林とは栴檀林(せんだんりん)のことで、寺院の美称が本来の意味ですが、室町時代の末ごろから、 教学を学ぶ場所を檀林と称すようになり(現在で言う大学のようなもの)、談林(法門の談義を行う学林)とも言われておりました。  徳川家康が帰依し、 浄土宗の関東十八檀林の1ヶ寺となった同寺には馬室などに領地を与えられた牧野氏や関東郡代として治水工事や検地などに腕を振った伊奈忠次の墓があります。 また、鴻巣を開発した小池氏、鴻巣宿が生んだ県下屈指の俳人横田柳几や、「武蔵志」を著した知識人福島東雄、 信州上田城主真田信之に嫁した小松姫、戦国武将仙石秀久などゆかりの寺でもあります。
 

【御詠唱】

 詠唱とは浄土宗の新しい言葉でありますが、その中には、ご詠歌、和讃、舞が含まれます。
 御詠歌とは、五七五七七の三十一文字の和歌に曲をつけたもので、 主に浄土宗をお開きになった法然上人の御作に節を付けてお唱えいたしますが、お念仏の教えを説かれ導いた高僧のお歌もお唱えしております。
 和讃とは、浄土宗の年中行事、例えば御忌・お十夜・お彼岸等の行事の意味をあきらかにし、その法要に参加するために作られたものであり、 さらには、昔から伝えられ、現在も唱えられている和讃、例えば来迎和讃・いろは和讃等、近年は、一般公募のものもあります。
 この御詠歌・和讃に、振り付けを加えたもので舞(洋舞・日本舞)というものがあります。いずれも、歌の心を動作の上に表現して、 自分自身が身体全体で仏を賛美し、供養する喜びを表すものです。


【吉水流詠唱】

 戦後の混乱期に浄土宗諸師により発足したのが吉水流詠唱の法会です。吉水講の吉水とは、 法然上人が当時住したあたりが吉水ということから由来しております。
吉水流詠唱は、「お念仏の助業」であり、お念仏をお唱えするということは、阿弥陀仏に帰依し、全てをお任せするということであります。 このお念仏、「称名正行」は阿弥陀仏の浄土へ往生する五種の行の一つであります。

五種正行とは

一、 読誦正行 ― お経を読むこと
二、 観察正行 ― 仏や浄土の姿を心に想い描くこと
三、 礼拝正行 ― 仏を礼拝すること
四、 称名正行 ― 仏の御名を称えること
五、 讃歎正行 ― 仏を讃えること

であります。この五つの中で「称名正行」は阿弥陀仏の本願にかなった行いとして「正定の業」とし、他の四つは「称名正行」 へ導く為の行としてあることから「助業」とされております。吉水流詠唱はこの助業であるのです。助業に励むことが、称名の喜びとなり、 称名すれば、おのずから助業が整ってくるといえます。そのため、詠唱をすることにより、自ら称名正行となり、 念仏は詠唱の喜びを助けてくれるものとなります。

 御詠歌とは、詠唱をすることによって、お念佛が心からお唱えやすくなる事を目的としてつくられたものです。つまり、 阿弥陀様にすべてお任せして、阿弥陀様の本願を深く信じて、 阿弥陀様の西方極楽浄土に往生するための手段となるお念佛をお唱えできる私に導いていただくための詠唱です。
 詠唱を通じて「ただ一向に念仏すべし」とのみ心を有り難くお受けしましょう。
 

2004年11月15日

●「法要の手引き2 49日(満中陰)法要」

 亡くなった日から49日の間、故人はわれわれのこの世界に居るでもなく、 阿弥陀さまのおつくりになった浄土の世界へ往生しているのでもないはっきりしない状態にいます。これを称して、陰の中にいる、 すなわち中陰といいます。一般的には、49日間経過して、浄土へ往生するということから、この中陰が満了したという意味で、 49日法要のことを満中陰法要とも呼んでいます。

 ですが、浄土宗においてはその依り所とする3経(『無量寿経』、『観無量寿経』、『阿弥陀経』)において、即得往生を説いています。 故人が亡くなられてすぐに、つまり通夜式の際に阿弥陀さまが来迎され、葬儀式の後、荼毘にふした煙とともに浄土へ昇っていき往生するのです。 沢山の仏さまたちがいらっしゃるように浄土も沢山あります。このうち、阿弥陀さまがつくられた西方浄土を選ぶなら、 南無阿弥陀仏と阿弥陀さまにお願いするなら、死してなお閻魔大王をはじめとする7日ごとの裁判など受けることなどなく、 即座に浄土へ往生できるというわけです。


 われわれが引っ越しをしたりした場合を考えてみて下さい。すぐに今までの生活には戻れないことでしょう。後片付けや近所へのご挨拶、 その他いろいろとしなければならないことがありますよね。それと同じように、 浄土の世界へ引っ越してもすぐに慣れるということはないでしょう。時間が掛かります。すぐさま浄土へ往生はしているものの、 阿弥陀さまの蓮のつぼみの中であたためられ、それから光が放たれ花が開くように浄土での本格的な生活が始まるのです。その意味では、 満中陰というよりは放光忌、若しくは放光会と呼んだほうが良いのですが、一般的には満中陰と呼ぶ場合が多いようです。
 また、われわれにとってもかけがえのない人を亡くした深い悲しみはもっともなことですが、いつまでもそれを引きずっていてはいけません。 新たな生活を始めなければならないのです。その区切りとするべく49日法要というものがあるのだとお考え下さい。 
 
 満中陰法要の際には、お位牌(黒位牌)のお開眼も一緒に行いますので忘れずにお持ちください。また、ご本尊前の供花、 故人のための供物などもご準備ください。お塔婆につきましては、 事前にお申し込みいただければ当寺にて一基7千円にて準備させていただきます。
 
 
 故人が完全に浄土で生活をし始め、阿弥陀さまやその他多くの菩薩さまたちと一緒に暮らし始める大切な日ですので、その感謝や、 これからお願いしますといった思いを込めて法要にのぞまれ、お念仏をお称えくださるようお願いいたします。

2004年11月14日

●「法要の手引き1 通夜・葬儀式」

 ご家族がお亡くなりになりましたら、先づ菩提寺へご連絡下さい。他のお檀家さまの葬儀や法要、 その他の行事などの予定が入っている場合がありますので、菩提寺の予定をご確認していただくためです。

 葬儀社との打ち合わせ等で日時が決定されましたら、再度菩提寺へ連絡のうえ、ご来寺くださるようお願いいたします。 お戒名などを授与するにあたって、故人の性格や趣味、信条等をお伺いする必要がありますので、 ご家族のかたいずれかが必ずご来寺されるようお願いいたします。
 
 
 当寺院では、通夜式にあたっては浄土三部経のひとつ『阿弥陀経』の前巻「極楽段」を読経いたします。 浄土三部経とは浄土宗のよりどころとなる3つの経典で前述の『阿弥陀経』の他に、『無量寿経(大経)』、『観無量寿経(観経)』 の2つがあります。

 通夜式で読経いたします『阿弥陀経』の前巻「極楽段」ならびに、葬儀式で読経いたします『阿弥陀経』の後巻「六方段」は、 故人がこれから行かれる浄土の世界の様相を、つまり阿弥陀さまがおつくりになった西方浄土の世界はどういう世界なのかを、 お釈迦さまが弟子たちに説いた話を文字として遺されたものです。
 
 
 前巻では、空には様々な鳥たちが飛びかい、雅やかな鳴き声で奏でており、地面は金銀の砂で覆われ、 池には車輪のような大きな蓮の華が青白黄赤にひかり輝き、建物は金銀瑠璃玻璃などの様々な宝石で造られていて、 まばゆいばかりのすばらしい世界である、と述べられています。勘違いされてはいけないのですが、これだけを聞くと、 成金趣味のこれ見よがしな毒々しい世界なのかとも考えてしまうかもしれませんが、 現実世界での表現をとったためこのような言い方になっただけなのです。とにかく、すばらしい世界であるということを述べているのです。

 後巻は六方段、若しくは護念経とも呼ばれており、東南西北の四方と上下の二方を合わせ、六方、 すなわちあらゆるところに多くの仏さまたちが住んでいるということを述べています。その仏さまたちの数はガンジス河の砂の粒の数ほどで、 広さは三千世界の彼方まであるとも述べられています。
 
 
 つまり、浄土の世界とは仏さまの清らかな慈悲の光が満ちあふれ、美しい花が咲き匂っているところなのです。 私たちだれでも心に持っている金欲、物欲、名誉欲など様々な俗世の欲望をきれいに捨て去った世界なのです。いがみあいやそしりなどがなく、 みんながお互いに助けあって平和に健やかに暮らしていける世界、これが浄土の世界なのです。

2004年11月07日

●「御巡教」

御巡教のご案内

 
熊谷寺・久山寺・蓮昭寺 檀信徒各位 様

 秋冷の候、お檀家の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 この度、関東十八檀林のひとつであります勝願寺様を会所に浄土宗大本山百萬遍知恩寺の大野忍敬大僧正台下をお迎えし御巡教が厳修されます。 また、大数珠による数珠繰り念佛等も勤めさせていただくこととなりました。僧俗共々お念佛の御縁を更に深める尊い機会となりますので、 是非ご参加下さるようお願いいたします。
 ご参加希望の方は、会場準備の都合がございますので、お手数ですが、11月12日までに、当寺院までお電話にてお申し込み下さい。
 
                                                                                               合掌 

日 時  平成16年11月17日(水) 
受 付  午後1時から
開 始  午後1時半から    法要・御詠歌・法話・数珠繰り
場 所  勝願寺 本堂
         鴻巣市本町8丁目2ー31 
         JR高崎線鴻巣駅東口徒歩10分
         駐車場有り(約60台)    
参加費  無料 
持ち物  数珠・輪袈裟(お持ちの方) 
 
受 付  当日、勝願寺へ直接お越し下さい。
 

2004年11月03日

●「オ・ドーレ直実」

 11月3日(祝)、当寺門前にてえびす大商業祭の催事のひとつである「オ・ドーレ直実」 が開催されました。

 先日、ご案内申し上げたとおり、当寺院は、この日、平日でしたが一般参拝(通常は日曜日のみ)をお受けし、 総勢543名の参拝者が訪れました。普段は入堂禁止の本堂にあがり、お参りをしていかれる方もたくさんいらっしゃいました。


 
 また、午前中には蓮生法師(熊谷内実)の女娘2人に扮した、 ミス玉鶴姫とミス千代鶴姫のおふたりが来寺され、当寺住職の話を聞かれたのち、蓮生法師廟に参詣されました。
 
 私(副住職)自身は、この日午後から御巡教の打ち合わせのため当寺を離れ、「オ・ドーレ直実」は見ておりませんが、 たくさんの人が集まり大成功に終わったそうです。

 「オ・ドーレ直実」だけでなく、「ナム・アミダ蓮生」や、ミスター蓮生、ミスター直実なども一興ではないでしょうか?いや、 これはちょっとふざけ過ぎですねぇ。いずれにしても、関係者のみなさま方はほんとにご苦労様でした。

 

2004年11月02日

●「講談奉納会」

 11月11日(木)午前10時ころより、当熊谷寺本堂において、一龍斎貞花師匠による講談が奉納されます。演目は 『熊谷直実と法然上人』、約1時間ほどの講談となります。主催は浄土宗東京教区豊島組教化分団で、一行はこの後、 長瀞ライン下りなどをお楽しみになる予定とのことです。
 
 当寺院では、この東京教区豊島組教化分団のご好意により当寺院檀信徒のみなさまはもちろんのこと、 一般のみなさまの講聴も可能となりました。お忙しい中急な催し物ではありますが、ふるってご参加下されますようお願い致します。
 
 
講 談 奉 納 会
 
 
演 目     『熊谷直実と法然上人』
演 者     一龍斎貞花師匠
期 日        平成16年11月11日(木)
時 間        午前10時ころ†
受 付       午前9時半ころ† 
主 催     浄土宗東京教区豊島組教化分団
 
        * これ以外の入場はお受けできませんのでご注意ください。