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2005年04月19日

●「野の仏」

この頃、さっぱり釣りは駄目ですと、こうせつ君が言う
昔はこんな大物をと、両手を拡げて
野の仏、笑ったような笑わぬような
 
 
ここには野鳥がいっぱいいるんですよと、こうせつ君が言う
ほらほら浮きにあたりがきてるよと、教えてあげたいけど
野の仏、笑ったような笑わぬような
 
 
ぽっかり浮かんだ根無し人生ですよと、こうせつ君が言う
彼はずっと喋ってるんだね、ほら魚が逃げちゃうよ
野の仏、笑ったような笑わぬような
 
 
フナの病気が進んでいるんですよと、こうせつ君が言う
昔のフナは健康でしたねと、寂しそうな顔をして
野の仏、笑ったような笑わぬような
 
 
僕は野の仏になるんですよと、こうせつ君が言う
だけどこんなイイ男ではと、あごなどを撫でながら
野の仏、今度は確かに笑いました
野の仏、今度は確かに笑いました


  この歌は、 皆さんご存じと思いますがフォーク界の重鎮吉田拓郎が1973年に発表したアルバム「LIVE’73」に収められている1曲 「野の仏」です。これまた皆さんご存じと思われますフォークグループかぐや姫の一人南こせつのことです。彼らは、 当時群馬県嬬恋村などで夜通し合同ライブを行うなど親交の深い間柄でした。それ故、このような歌ができたのでしょう。

 反戦的な歌を歌うなどして問題視されたこともある吉田拓郎ですが、「結婚しようよ」、「夏休み」 など私たちの記憶に残る数多くの歌を世に送り出した彼の根本の考えは、このようなのびのびと、のほほんとしたものであるような気がします。


 今回、昔のレコードなどを整理していた際に吉田拓郎の多くのアルバムがでてきたため、昔はよく何回も聴いていたんだと懐かしく感じました。 機会がございましたら、皆さんも是非お聴きになってみて下さい。