2006年02月12日

●「鶉沢山西念寺」

 西念寺は東武東上線玉淀駅より西へ1分のところに位置する浄土宗寺院である。
 開山は廓蓮社大誉上人、中興は第4世然蓮社上人。御本尊は、恵心僧都源信作阿弥陀如来像である。

 境内には、本堂はもとより、山門、庫裡、客殿の他、清龍不動の滝、赤鳥居、稲荷祀堂、薬師堂、 大野法堂台下御染筆の六字名号碑などがある。また、武州寄居十二支守り本尊霊場、阿弥陀如来を守り本尊とする戌亥歳の縁日も催されている。

2006年02月08日

●「熊谷陣屋鑑賞」

 昨日、歌舞伎「熊谷陣屋」の2段目を鑑賞してきました。
 昨秋に同じく「熊谷陣屋」の3段目を鑑賞しました。順番が逆となってしまいましたが、 最後の顛末がわかっているだけにまた違う見方をすることができたのです。

 ご存じの方も多いと思いますが、内容については、義経が出した桜の木の「一枝を切らば、一指を切るべし」との高札を見て、 直実がその真の意図するところを理解し、平敦盛の身代わりに自分の子直家を討つ、といったものです。命令とはいえ我が子を身代わりに立て、 討ち取るというその際の揺れる心情を鑑賞するのが醍醐味といえます。蛇足ですが、 史実を元に実は裏の展開があるのだというところは千葉真一主演の「影の軍団幕末編」に似ているかと。私、この番組が好きでして、 何回か見ています。ちょっと本筋から外れましたが、歴史が好きな方にはお勧めです。仮面ライダーばかり見ている訳ではないのです。 どちらも似たり寄ったりですが・・・。
 で、3段目のところでは義経の面前にての首実検で、息子直家の首を敦盛の首と言って見せる訳です。 直実の妻相模の方や敦盛の母藤の方は初めてそこで事実を知る。それと同時に、この世のつらさを痛感した直実は出家し、 蓮生と名乗り陣をあとにしていくのです。
 
 前回に続いて2度目の鑑賞ですが、この陣屋や芝居のような演目は十分に楽しめました。が、踊りや舞などについては、 勉強不足のせいか今ひとつ理解できませんでした。まだまだ、「歌舞伎っていうものはこれこれこういうものだよ」 などと人に話せるレベルではありませんが、こんな私でもそれなりに楽しめました。皆さんも、一度ご覧になってみたらいかがでしょうか?

2006年02月04日

●「稲荷山東源寺」

 東源寺はJR深谷駅より北東へ約1†の稲荷町に位置する浄土宗寺院である。
 

 開山は空蓮社真誉善公上人で、文明18年(1486)開創である。本堂は何度かの火災に見舞われており、現在の本堂は江戸時代末期、 文久3年、観蓮社喜誉信碩上人によって再建されたものであり、昭和40年には大改修を行い、境内の面目を一新している。
 御本尊は、来迎阿弥陀三尊立像である。  
  
 山門前には「菊図坊祖英塚」がある。菊図坊は江戸中期、石川県生まれで、生涯を旅して送った俳人 (禅僧)である。縁あって現在境内(当時は中山道沿い)にある地蔵堂に居を構え、俳句を指導していたが、あるとき 「死ぬ事を知って死ぬ日や としの暮れ」との辞世の句を残して姿を消したという。この塚は弟子達が師を偲んで建立したものである。