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2006年02月08日

●「熊谷陣屋鑑賞」

 昨日、歌舞伎「熊谷陣屋」の2段目を鑑賞してきました。
 昨秋に同じく「熊谷陣屋」の3段目を鑑賞しました。順番が逆となってしまいましたが、 最後の顛末がわかっているだけにまた違う見方をすることができたのです。

 ご存じの方も多いと思いますが、内容については、義経が出した桜の木の「一枝を切らば、一指を切るべし」との高札を見て、 直実がその真の意図するところを理解し、平敦盛の身代わりに自分の子直家を討つ、といったものです。命令とはいえ我が子を身代わりに立て、 討ち取るというその際の揺れる心情を鑑賞するのが醍醐味といえます。蛇足ですが、 史実を元に実は裏の展開があるのだというところは千葉真一主演の「影の軍団幕末編」に似ているかと。私、この番組が好きでして、 何回か見ています。ちょっと本筋から外れましたが、歴史が好きな方にはお勧めです。仮面ライダーばかり見ている訳ではないのです。 どちらも似たり寄ったりですが・・・。
 で、3段目のところでは義経の面前にての首実検で、息子直家の首を敦盛の首と言って見せる訳です。 直実の妻相模の方や敦盛の母藤の方は初めてそこで事実を知る。それと同時に、この世のつらさを痛感した直実は出家し、 蓮生と名乗り陣をあとにしていくのです。
 
 前回に続いて2度目の鑑賞ですが、この陣屋や芝居のような演目は十分に楽しめました。が、踊りや舞などについては、 勉強不足のせいか今ひとつ理解できませんでした。まだまだ、「歌舞伎っていうものはこれこれこういうものだよ」 などと人に話せるレベルではありませんが、こんな私でもそれなりに楽しめました。皆さんも、一度ご覧になってみたらいかがでしょうか?