●「古文書のすゝめ 篇は候のうえに点を使わず」
最近、というか前からですが、古文書を読みたいなという気が起こってきております。春の陽気のせいでしょうか?映像、 活字のあふれる現代社会、写経でもして心を落ち着かせ、右脳の活性化を図らねば、年老いていくばかりです。 パソコンやワープロなどに頼ってはいけません。ほら、そこのあなた、漢字は読めても書けなくなっていませんか?用件を伝えるのに、 携帯電話でメールを打ち込んでいませんか?鉛筆をもって紙に書くなんてこと、滅多にしなくなっていませんか?ましてや、 筆をもってなんて過去の遺物となってやいませんか?もっとも、われら僧侶は塔婆や位牌などは墨書きしますが・・・。
で、古文書を読むことにしました。実は、最近浄土宗関係の古い書物を手に入れまして、でも読めないところが多いんです。しかも、
祖父の書いた書類まで読むことが出来ない始末。続け字や略字やら、これはもうまったくわかりません。知らないところに連れて行かれて、
言葉も通じず、文字も読めず、そんな気持ちがわかります。もっぱら江戸時代の文書ですが、われわれ現代人には不可能です。
江戸という国の言葉であって、あれは日本語ではない!
読んでくれる人もまわりには居らず、自分で学習することにしました。古文書入門なる本を買って、読む。例題がずらずらと。「候」
という字だけで略し方などは10数種類あるんです。なんとなく想像できるものから、点が2つだけなんてものまで。
頻出ですから覚えておきましょう、って、覚えられません。次の例題に進みます。篇の第1画が省略された字?頻出ですから覚えておきましょう?
こんな風に例題がさらにずらずら・・・・。覚えられません!
もう、やめです! ゝゝゝゝ
私はパソコンで十分です。一太郎で文章つくります。携帯でメールします。そう、宣言します。今後、一切古文書には手を出しません、
だから許して下さい。そして、お願いです。古文書をOCRできるソフトをどなたか開発して下さい。私、買います!値段が高くても買います。
と言って、投げ出してしまいたいのは山々ですが、そうも行かない今日この頃、みなさんも私と共に、デシベル計算がどーのこーの、
サインコサインタンジェントとやっていた頃の青春時代に戻ってみませんか?

常福寺は山号は龍光山、院号は不退院と号する。中山道より少し入った戸田市中町にあり、
JR西川口駅より1キロちょっとに位置する。本尊は阿弥陀如来、開山は晃蓮社天誉万栄上人で、
伊勢平貞頼の母堂金子氏をはじめとした檀信徒の帰依によりその堂宇を建立したと伝えられている。