●「法然院」
哲学の径を少し入るとJRのCMでお馴染みの紅葉で一面真っ赤な緩やかな階段坂に目に入る。ここは、法然院といい、 正式には善気山法然院萬無教寺、浄土宗系の単立寺院である。鎌倉時代初期、法然上人が弟子の住蓮・ 安楽と共に六時礼讃を唱えた鹿ケ谷の草庵を、 江戸時代初期に知恩院第三十八世萬無和尚が宗祖法然上人ゆかりの地に念仏道場を建立することを発願し、弟子の忍澂和尚によって、 現在の伽藍の基礎が築かれたという。
数寄屋造りの茅葺の山門をくぐり境内へ足を踏み入れると、両側には白い盛り砂の白砂壇
(びゃくさだん)があり、水を表わす砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味しているらしい。本堂には、
恵心僧都作の本尊阿弥陀如来坐像の他、観音・勢至両菩薩像、法然上人立像、萬無和尚坐像を安置している。本尊前の須弥壇(直壇)
上には、二十五菩薩を象徴する二十五の生花を散華している。方丈は桃山御陵の遺物を移築したものと伝えられ、
狩野光信筆の14面に及ぶ襖絵「桐に竹図」、「若松図」、「槇に海棠図」や、屏風の「松図」は重要文化財に指定されています。
(法然院ホームページより一部参照 http://www.honen-in.jp/INDEX.html )
*平成17年11月18日朝6時に訪れた法然院本堂より山門を臨む。