●「万治の石仏」
下諏訪町にある諏訪大社下社春宮の西側の砥川という川を渡り、少しばかり北へ遡ると、 田畑の中に大きな石の上に首だけ乗せた石仏が現れる。胴体の右側には「南無阿弥陀佛」、 「願主 明誉浄光心誉廣春 万治三年(1660)十一月一日」と刻まれている故に、「万治の石仏(まんじのせきぶつ)」と呼ばれている。
下諏訪町の案内によると、諏訪大社下社(春宮)に石の鳥居を造る際、
この石を材料にしようとノミを入れたところ、傷口から血が流れ出したため、
石工達は恐れて仕事を止めてしまったという(そのノミの跡は現存)。が、その夜、
石工の夢枕に上原山(茅野市)に良い石材があると告げられ、調べてみるとそこに確かに良材を見つけることができ、鳥居は完成した。
石工達は、この石に阿弥陀如来を祀って記念としたとという伝説があるとのことである。
*平成13年11月9日参詣