2006年12月13日

●「財政破綻は誰のせい?」

  奄美市が破綻寸前とのニュースを見ました。1,2週間前の話題としますと夕張市の破綻がニュースのトップでした。また、 破綻したのかどうかわかりませんが、大阪府で裏金1,800万円とのこと、 職員に年数万円のスーツ代を支給していたと聞いただけであきれたのに、裏金まで貯め込んで赤字とは・・・。

 夕張市はご存じの通り炭坑で有名な町でした。その賑わいも相当なものであったようです。しかし、 時代のエネルギー需要は石炭から石油へと移行していき、ついには炭坑閉鎖となったわけです。そこで市は考え、 炭坑から観光の町へと変貌を遂げようと画策したのです。 炭坑閉鎖→炭坑関係の仕事人が移転→人口減少  といった流れを阻止しようとの考えであったようです。が、御覧の通りです。

市民は一様にこの市の政策を批判しているというシーンを何度もテレビで見ました。公共費用などがあがるなんてけしからん、と。 箱物観光なんてうまく行くはずないのがわからなかったのか、と。

でも、待ってください。その箱物で働き、給与を受けていたのはどなたなのでしょうか?炭坑閉鎖時に、 仕事がなければ他へ探しに行けば良かったのではないでしょうか?いつかつぶれるんじゃないかと考えないで過ごしてきたのでしょうか? 破綻した市の借金にはその方たちに支払われた給与もあるわけです。

 

 私たち人間は、さまざまな欲求をもっています。大きな音で音楽をかけ、隣の人に迷惑を掛けたり、 寝るときに隣の家のテレビがうるさいと文句を言ったり・・・。本当に自分勝手に生きています。私も人のことは言えません。 今一度立ち返って見つめてみたいと思います。「われは最愚なり」と言える自分になりたいものです。 そのとき新しいものが見えてくるような気がします。

 

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