« 「花まつりのご案内」 | メイン | 「大原墓地 通路舗装工事について」 »

2011年04月24日

●「花まつり」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 4月23日、当寺にてお釈迦さまの誕生日を祝う花まつりが開かれました。大雨になるとの予報も運良くはずれ、風は強かったものの暖かい1日となり、檀信徒の皆様をはじめ70名ほどの方々が足を運ばれ、お釈迦さあに甘茶をかけその教えに感謝されました。

先日、東北地方にて大きな地震がありました。その地震の被害もさることながら、その後の津波による災害は甚大なるものでした。一ヶ月半ほど経ちました。ようやく復興の兆しが見え始めましたが、被災者の方々はいまだ避難所暮らしを強いられております。
今回の災害で、改めてわかったことがあります。大自然の力の前には、私たち人間の力は遠く及ばないものである。いかなる技術や計算をもってしても、その予測を遙かに上回る力を持ってすれば、為す術は何一つありません。全く持って、無力なのです。
過去にも何度もこういったことはありました。今回のような地震、津波、火山の噴火、大きな火事、そして幾多の戦争・・・。数え切れないほどの災害によって、私たちの生活は破壊されてきました。ですが、その都度、私たちは復興してきたのです。私たちの歴史というものは、破壊、復興、破壊、復興の繰り返しであります。どんなに苦しくても、どんなにつらくても、互いに手を取り合い、助け合い、協力しながら、家族のために、自分のために、人のために一所懸命がんばって生きてまいりました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA この助け合う、協力し合うという人として生き方こそが、仏の教え、すなわち仏教なのです。なにも特別難しいことではありません。ご先祖さまたちがご覧になって喜ばれる生き方をするだけのことです。

今日はその仏の教えを広めてくださった、私たちに人としての道を示してくださった お釈迦さまのお誕生日です。そんなお釈迦さまに感謝をし、心落ち着かせて、ゆったりとしたひとときをお過ごしいただければ、と思います。(法要後の住職挨拶より)