2012年01月25日

●「御忌」


本日1月25日、浄土宗開祖法然上人の801回目のご命日が訪れました。

浄土宗では、このご命日のことを御忌(ぎょき)と呼んでいます。
「御忌」とは、本来は天皇や皇后の命日の法要の尊称であり、この言葉を一般的に使用するのは許されないことでした。
大永4年(1524)、後柏原天皇が知恩院25世存牛上人に「浄土宗を開かれた法然上人の恩徳を忘れぬよう、知恩院にて7日間の御忌を勤めなさい」という『大永の御忌鳳詔』を出されたことが始まりでした。

以降、知恩院では毎年1月に御忌法要をお勤めしておりましたが、寒さの厳しい京都に於いて、より多くの人々にお参りをして欲しいとの理由から明治10年から桜の咲きほこる4月にお勤めされるようになりました。

「南無阿弥陀仏」と声に出して称えるだけで老若男女区別されること無く西方極楽浄土へと往生することができるという、すべての人々が救われる
有り難い教えを私たちに示してくださった法然上人の恩徳を忍ぶ大切な日となっています。